暮らしや身体状況に合わせて住まいを工夫する設計
- 1.本資料中の比較条件は以下の通りです。
- 2階建て戸建て住宅クラスの耐震・制震・免震の比較です。
- 免震は、IAU免震の性能を示します。制震は、パッシブ制震のダンパー型(戸建て住宅クラスでよく使われる)を想定しています。
- 性能を示す数値に関しては、
・免震については、実大実験の値によります。
・耐震・制震については、数値解析(1質点)の値によります。
解析モデルとして、
減衰定数は、耐震の場合は5% 制震の場合は15%
建物固有周期は、特に表示がない場合は0.15秒(パネル工法、2×4、新築在来木造の場合)とします。
- 震度については、加速度を水平2方向でまず算出し、気象庁計測震度計算を行い、気象庁の震度(水平2方向)を算出します。
- 2.複数の大手ハウスメーカーが実施した戸建て住宅の実大実験では、制震構造は、耐震構造に比べてほとんど加速度(地震力)の低減効果が見られないという結果が得られました。
以下は、上記の実大実験結果の発表以前に、制震の加速度(地震力)低減効果を過大に評価したモデルを使用したものになっています。
株式会社IAU
耐震・制震・免震の違い